HAIR STYLE
ハーフアップに水色のお花とカスミソウ、チュールを飾ったさわやかなヘアスタイル。
普段でも一般的に、ヘアアレンジの定番として取り入れられているハーフアップ。髪の上側だけを一つにまとめて結び、それ以外の部分は自然と垂らしたままにしておく、いわゆるお嬢様結びのことをいいます。
普段ぽっくなりすぎないか、心配される方もいらっしゃいますが、そのあたりはご安心ください。ヘアスタイリストとして数々の髪型を手がけてきたプロのハーフアップをご覧にいれますから(笑)。
事実、シンプルだからこそ、もっとも難しいといえるかもしれません。しかもハーフアップ×ヘッドパーツならなおのこと。ハーフアップの位置やバランス、トップのボリュームなどによって、印象が随分と変わってくるからです。
もちろんハーフアップの部分にヘッドパーツをつけるので、ここがビシッと決まっていないと、全体がバシッと決まりません。新婦様のご希望にもよりますが、お顔の大きさや輪郭など、一人ひとりにベストポジションがあるので、私たちスタイリストと一緒に、ここだ!という位置を決め込みましょう。
ちなみに今回の新婦様は、ハーフアップに水色の花とカスミソウ、チュールを飾った爽やかなヘアスタイル。巻き下ろした髪が風に揺れて、とってもキレイですね。チュールのふんわり感とパステルの小花が、柔らかい雰囲気にしてくれています。
ロングスタイルの場合、今回の花嫁様のようにクルクルと巻いて、ゆるふわウェーブを作るのが鉄板。特に腰の近くまであるロングの方は、ストレートのままだと重い印象が前に出てしまうので、ゆるふわウェーブでエアリー感を出すといいでしょう。
ヘッドパーツは、ご自慢の髪に負けないよう大きめのものをチョイス。数種類のヘッドパーツを散らすことも可能ですが、ロングの方はそれらを一つの場所にまとめて、大きく華やかに見せるのもテクニック。ご自慢のロングヘアを最大限に生かしたスタイルを作り上げることができます。
花かんむりが可愛すぎて苦手という方にも、大人っぽくハーフアップを楽しんでいただけると思います。ちなみに写真のヘッドパーツは、小さいバラバラの花を組み合わせてつけているので、自分好みの花をチョイスすることもできますよ。